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県庁おもてなし課 / 有川浩 感想

県庁おもてなし課県庁おもてなし課
(2011/03/29)
有川 浩

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毎度のことながらネタバレには一切躊躇してませんよ残念ながら!^▽^(もはや反省する気がない)
そして読み終わった勢いで書いてるのでこれも毎度のことながら非常に荒いです、馬鹿っぽくて短絡っぽい感想です 整然としたレビューな感じではない  雑然メモみたいな
ここまで読んで「いやよそんなの」って方はリターン!
いいよいいよ許してやんよ!ていう海より深いやさしさを持ち合わせていらっしゃる方はすくろーる↓




















・とりあえず端的に一番の感想を言おう。めちゃくちゃ面白い。
・地方行政の話がここまで面白くなるか!!と舌を巻くこと山のごとし
・相変わらずガッツリ組織構造とかシビアな行政現状とか社会現状とか書き込んでくるんですよね、なのに筆に勢いがあるからすらすら読めちゃうししかも面白い笑  
図書館戦争でも思ったけど、このガッツリガチな地盤を敷くからこその有川さん!!
・そしてそのガチな地盤の上に大胆不敵な架空の話をぶちかますのももうお手のもの笑 
・何で有川さんの描く登場人物ってこんなに魅力的なのかいみがわからない  一人一人への感情移入がはんぱない(私の)
・特に年配のおじいさんやおじさんにかけての格好良さにかけるクオリティがはんぱない笑  もう清遠さんまじでかっこうよすぎるだろ……!!!
・主人公の序盤のぐだぐだ感というか、頭の固さというか、「いかにも公務員」って感じは、正直自分も耳が痛かった いやまだ働いてもいないんだけど笑、そういう「言われた通りのことしか出来ない」っていうマニュアル型なところは自分にも十分当てはまってると思うからorz
・吉門さんまじでいいひとすぎる笑
・佐和さんにベタ惚れな吉門さんなんなのほんと可愛すぎるんだけどなに これがギャップ萌えの威力…だと…
・「かわいいだろ」を読んだ瞬間に掛水とともに吹いてしまったわたしのお茶を返せ
・しかし確かに佐和さん可愛すぎると思うよ なんなのこのツンデレちょうかわいい
・多紀ちゃんも相当可愛かったですけどね!!!笑
・掛水さんと多紀ちゃんにも相当にやにやしました何コレちょうベタ甘!!!流石有川さん期待を裏切らない!!!爆笑
・シビアでガチで熱い物語の要所要所に突っ込まれたこのベタ甘がね、ほんとにね、たまらん笑
・「吉門さんには故郷への愛着があふれている」みたいな文脈があったと思うがその言葉そっくりそのまま有川さんに返す、物語中に高知県への愛情があふれてて愛しい
・まだまだ子供なわたしには地方行政とか観光業の現状そのものがものすごく勉強にもなりました
わたしだけじゃなくて、言いたかないけど特にゆとり世代に一番欠けてるのは、まあいろいろあると思うけど個人的には「一般教養」だと思う 常識、とも言うかな(でも、まあ私たちが一方的に被害者だって言うつもりはないけど、でもそういう機会が減らされて学べてないんだってこともわかってほしい、かな。例えば私の世代は台形の面積の出し方を学校で教えてもらってない。教科書がころころ変更されて取りこぼしちゃったんだろうけど。知ってる人もみんな塾で教えてもらってる。なのに中学とか高校では「そんなの常識でしょ」「もう知ってるだろ」が前提で進められるし)
まあ話が長くなったが、そんなわけで、もう言わないでもわかるって世間様が思ってるようなことを細かに描写して的確に問題点を刺す有川さんの本はすごく勉強になるし、為になります
何より読んでて面白くて気持ちがいい、個人的にはこれほど良い教材もない笑
・吉門さんと掛水さんとのやりとりが個人的には終盤まで大好きでした笑
特に終盤が大好きですね! なんだよもう、すっげえ微笑ましい先輩後輩関係になってて見ててにやにやしちゃったじゃんか!!
・前から思ってたけど、やっぱり行政とか政治叩くだけじゃ進展せんわなあって改めて思いました
行政には行政の苦悩がある、そこを民間人であるわたしたちが理解しないとだめだなあって
・とにかく「高知県レジャーランド化」っていう考え方自体が、トンデモだけどすっげえ面白かった!!
・実際読んだ後ものすごくものすごく高知県行きたくなりました 何この本どんなハイクオリティの観光パンフレット?って思うくらい高知県の魅力であふれすぎている とりあえず少なくとも私は全力で釣られました。ちくしょう悔しい、やられた!!笑
・これ、地方はぜひ読むべき一冊だと思いましたよ  長崎もこの本からヒント得られるところあるんじゃないかなあ、仮にも観光で成り立ってる県だし…
・金儲けって一般には聞こえ悪いですけど(まあドラマやアニメなんかじゃたいてい悪役の付帯条件ですしね、そのへんの刷り込みもありますよね苦笑)、でもいかにしてお金を儲けるか、どうやったら商業が活性するか、お客様の財布のひもをゆるめることが出来るのかってすごく大事なことですよね  まあそれが詐欺だとか悪用されたら汚いお金になっちゃうわけですが、そうしない方向ならすごく自然なこと
お金がすべてではないけれど、お金は大事です  ある意味金は正義。
・それにしても本当に高知県に「おもてなし課」なんてネーミングの行政課があるんですね、センスにしびれるのすごくわかる笑
・何で有川さんの描く「仕事に真摯な人間」ってこんなに格好良いんだろう? すっげえ格好良いんだけど。
でもこんな震災の中でも仕事にひたむきな大勢のひとを見て思った、ふだん目につかないだけで本当はそんな日本人たくさんいるのかもしれませんね。 報道やネットだけ画面越しに見て知ったかぶって世間語ってちゃいけないね。
・有川さんの著作を全部読んでいるせいかもしれない、そろそろ高知弁に愛着が湧きはじめている笑
・高知弁って不思議な魅力がありますよね
・何度も言うようだけどすごくすごく高知県に行きたくなりました
有川さん愛してる!!!!!!!!




何だろう、何で有川さんの描く物語ってハズレがないんだろう? 著作全部読んでるからいい加減クセも書き方もわかってきたのにまだその魅力に驚嘆したり全力で萌えたり燃えたりする自分がいる苦笑
今、日本で一番わたしが追いかけている作家さんは間違いなく有川浩さんです。こればっかりは譲れない。


とにかく一度ぜひ読んでみて下さい、保証します、絶対面白い!!!!








以下、有川さんのブログより抜粋。 (本文はもうちょっと長いので、興味があったらぜひ行ってみて下さい)


>3/28(※物流の影響により少し延びました、申し訳ありません)発売される
『県庁おもてなし課』ですが、単行本で発生するすべての印税を
東北地方太平洋沖地震の被災地に寄付することになりました。
角川書店と手続き委細相談中。

『県庁おもてなし課』は地方を応援したいという気持ちで書いた作品です。
地方応援を謳った物語がここで身銭を切らなきゃ嘘だろう。

それぞれ自分ができることを。
私にできることはこれでした、というだけのお話です。
私がこういう決断をできるのは、今まで応援してくれた読者さんがあってのことです。
有川浩の決断を助けたのは自分だ、と思ってくださればと思います。
『県庁おもてなし課』を読むときに、
「この一冊分の印税は被災地に届いてるんだ」
と思っていただければと思います。
そしてこんな状況だからこそ、心置きなく物語を楽しんでいただければと思います。
当面、重版かかったらその分も全部寄付に突っ込みますので、書店さんにおかれましても
「自分が売った分だけ寄付が増えるんだ」と思っていただければと。

こういう状況になると、普通に生活していることに罪悪感を感じてしまうように
なりますが、よその地域は元気でいないと、被災地を助けることもできません。
辛いニュースに打ちひしがれても被災地のためには何にもならない。
よその地域が悲観したら、現地の人はもっと不安になってしまいます。

よその人たちは元気に社会と経済を回すのが一番身近な被災地支援だと思います。
本でいうなら小説を買うとき、漫画を買うとき、雑誌を買うとき、
この一冊分、経済を回すんだと思っていただけたらと思います。
音楽も映画もお芝居もお洋服も食べ物も然り。
そして経済を回した分だけ、手に入れたものを楽しんでください。
表現者の一人として、私も楽しんでいただけるものを届けるように頑張ります。

元気に生活しながら、自分にできることを。
長丁場になるので無理はしない。落ち込まない。悲観しない。



********


本を買う前から私はこの話を知ってました  まあだから買ったというわけでもなく、純粋に有川さんの本に釣られただけなんですけど苦笑  それでもそれで私が楽しめるだけじゃなくて誰かのためにもなるんだったら、それってすごく楽だけど両方を救う素敵な援助だなあって思いはしましたけど。

私がこの本を買ったのは大学の生協の書店でした 
大学経営の書店ですから、当然某教授の本だとか参考書、資格書が占める割合がほとんどです 雑誌はそれなりに置いているけれども、文芸書コーナーなんて1コーナー分しかない しかもその半分は文庫本です 県庁おもてなし課のようなハードカバーの文芸書が占めるスペースなんて本当に少なかった
なのに、この本、店頭に4つも山作って置いてあったんです新書コーナーに ポップやおすすめのラベルまで添えて 
よく見たらそんなせまい文芸書コーナーに、有川さんの本はけっこうな数で置いてありまして
これは有川さんファンが店員さんの中にいるのかな?て考えて、もしその人が有川さんのブログに通うほどのファンで、上の文章を読んだのだとしたら。そうして、4つも山作って宣伝して、少しでも買ってもらおうとしてるんだとしたら…

まああくまで私の想像の域ですし、自分がお幸せな思考回路をしていることは自覚しています苦笑
でももしそうだとしたら素敵だなあと思ったんです  その場合は、「この本の売り上げが震災寄付になる」っていう宣伝をあえてしていなかったという点も含めてさらに素敵。
純粋に本を楽しんで取捨選択するのが本屋という場所だと思うから。



日本中が浮かない顔をしている今、この「地方を元気にする」本が出版されたことを、わたしは幸せに思います。





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プロフィール

いわさき 燐

Author:いわさき 燐
作家→有川浩さん中毒。他 荻原規子さん、結城光流さん

絵師→カズキヨネさんが旬 他 竹さん、あさぎ桜さん

ゲーム→薄桜鬼 本命は沖田さんで嫁は千鶴

漫画→風光る、フルバ、図書館戦争、いぬぼく、夏目、少女漫画はほぼ雑食 白泉社中心

声優→森久保祥太郎、三木眞一郎、坂本真綾、悠木碧、沢城みゆきets…  薄桜鬼の声優さんは基本大好きです

音楽→KOKIA、池田綾子、鬼束ちひろ、天野月子、ボカロ、ボカロ歌ってみた、アニソン

そんなものが大好きすぎてやばい学生です
絵を描くことと物書きと読書と音楽を聴くことがすきです

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