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随想録感想(ごちゃまぜに←)

さてラストです
選択肢とか可能な限り全部選んでやってきました^^
随想録やばいなほんと! 公式ありがとう><

そしてまたネタバレ万歳な感じで自重ゼロの感想記を追記に隠してあります
見てやってもいいんだぜ! という海より広い心をお持ちの方はどうぞ^^←

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随想録感想(沖田さん・平助くん・斉藤さん・山崎さん)

晴れてフルコンプしました随想録v
もうなんだろう 言いたいのこれだけです

随想録に乾杯!←

そしてテンション凄まじいネタバレ感想に興味のある方は追記から^^

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随想録感想(土方さん・左之さん)

ぎゃああああぁぁぁぁあああ(黙れおま
ちょ! 何ですかあれ 甘いにも程が…!
大歓迎ですけど! 私は大歓迎ですけど―!!(黙

プレイ直後により相変わらずテンション自重してません
むしろ「自重?何それ美味しいの?」って感じでスパークしまくってます←

プレイした方のみ追記からどうぞ!!

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随想録感想(風間さん・山南さん)

本編はフルコンプしました!^^b
ちー様ルートの感想は随想録ちー様ルートの感想とさらっと混ぜてあったりします

ではでは、ネタバレ自重して追記に隠しておきます
そこじゃもう容赦ないネタバレ祭りが開催されてますのでプレイしてないひとは注意!

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蝶と舞う、

例のごとく沖千創作
ED後です 沖田さん視点でb
それでもいいよ! ってひとだけどうぞ^^



**********


そこに浮かんだものは残酷すぎて、笑うきみになんて言えやしない。







季節は雪解けの時期にさしかかり、もう厳しい冬も終わりを告げようとしていた。
冬特有の、あの空高く澄みわたった静寂は嫌いではない。 凍てつくような風もしとやかに降り注ぐ雪も。 他の季節にはこぞって鮮やかに色を並べる諸々が、しっとりとした重みを含んだ単色に埋もれている様だって美しいと思う。
――ただ、
「沖田さん!」
予想通りの怒ったような声が背中越しに聞こえて、ほらねと胸の中で苦笑した。
わざと聞こえなかったふりをしていれば、もう一度、今度はより切羽詰った声が呼ぶ。
反応を返せば返すほど、くるくると色を変える存在。 最初はそれがただ面白くて可愛くてかまってやっているだけだったのに、いつの間にか手放せなくなっていた。
にじむ愛しさを咀嚼するようにして、ゆっくりと振り向く。 予想通りに頬をふくらませた千鶴が、こちらを涙目でにらみつけていた。 そんな可愛い顔したって、迫力がないどころか逆効果なのに。
彼女の華奢な腕には、僕の重たそうな上着が抱えられている。 これも予想通り。
「……冬になったらやたらうるさくなったよね、千鶴ちゃんは」
「沖田さんがそんな格好して庭に出るからです!」
からかう口調に、反論と真顔が返る。 ちゃんと上着着て下さい、でないと風邪ひきます、だなんて。
仮にも新選組一番組組長だった僕に対して、きみは過保護すぎるんじゃない?
そうは思ったけれど、その言葉が音になることはない。 どうして千鶴がそこまで過保護になるのか、その本当の理由は分かっているけれど口には出さない。
口にしたら何かが起こってしまいそうで、終わりが近づいてしまいそうで。 何も気づいていない下手な演技に、お互い騙されたふりをしている。
何か切ないものがよぎって、唇が苦笑の形にゆがんだ。 自分のことにはからっきしなくせして、ひとのことには妙に勘のいい千鶴がそれに何か言いかけたのをさえぎるみたいにして、僕はわざと明るい声音を形作る。
「大体、もう春も近いんだから、きみの心配は必要ないと思うけど。  もうだいぶん暖かくなってきたし」
「う…、それはそうですけど」
「それにね」
言って、千鶴の腕から上着を取り上げてばさりと広げる。 そしてそれを、そのまま千鶴に頭からかぶせた。 わたわたと必死に抵抗しているのを無視して、上着ごと千鶴を抱き寄せる。 つたわった温度に、やっぱり、と呆れにも似たため息が漏れた。
「冷え切ってるのはきみのほうでしょ。 ひとの心配より先に自分って教わらなかった?」
「え、えーと、だってお洗濯とかいろいろしてましたしっ」
「ほら文句言わない。 僕のことはいいから、きみがこれ着てなよ」
「だ、だめですっ!! あの、それより沖田さん、離してください!」
必死に腕から逃れようとする千鶴は、被せられた上着とからまってあまり身動きがとれないらしい。
こらえきれない笑みを喉の奥で噛み殺しながら、僕はわざと考えるそぶりをみせた。
「ん―。 千鶴が総司って呼んでくれたら離してあげようかなあ。 きみが何か羽織ってくれるって条件付でなら、僕もそれを着てあげる」
「う」
唐突に動きが収まって、露骨に体が強張った気配がした。 ちらりとすこし上着をめくってみると、頬をうっすらと染めた千鶴がうつむいている。
何度も口を開閉させては何も言えずに押し黙り。 合間にちいさく、ずるいです、と聞こえた気がするけれど聞こえなかったふりをした。 
総司さん、と。 やっとのことでつむがれた言葉が、どうしてこれほど甘やかに聞こえるのだろう。 たった五文字の自分の呼称。 それがきみと暮らすうちに、どうして宝物のように愛しく思えてしまったんだろう。
「よく出来ました」
にっこりと笑って言えば、千鶴の頬が真っ赤に染まる。 そんな彼女を見ているのが楽しくて仕方がない。
こうして毎日ささいなことで笑ってからかって。 本意ではないけれど泣かせることだってあるかもしれない。 今日のように怒らせることだって。 そんな毎日が愛しすぎて困る。 まるで永遠に覚めないゆめを見ているような。 どこかにひっそりと潜む不安と共存して、泣きそうなほどぬくい幸せがある。
新選組にいて京で人を斬っていたころは、近藤さんのために命を賭けて、近藤さんのために剣になって生を終わらせることこそが夢だった。 終わりなどまったく怖くはなかったし、労咳なのだと聞かされたときも、割り切った諦めしか浮かびはしなかった。
(……だけど)
くしゃり、と。 苦笑が口元からこぼれてしまったのを自覚した。
腕の中で必死にもがいている千鶴へと視線が向く。
終わりが、ほんの少し怖くなってしまったのはいつからだろう。 この子を幸せにして、この子とたくさん笑って、この子と最期まで穏やかに暮らして。
けれどごめん、こんなに愛しいきみを、僕はいつか、この世で最も残酷な方法で置いてゆく。
幸せであればあるほど、想い出が重ければ重いほど、別れがどれだけの痛みを与えるかを知っているのに、きみに僕を刻みつけることをやめられない。 きみの幸せを心から願っているのに、それと僕の幸せを切り離して考えることなんて出来やしない。
「……、あのさ、千鶴――」
「あ!」
ためらいがちに切り出した言葉は、それを打ち破る弾んだ声に掻き消された。
ふと見ると、もう腕から出ることを諦めたのか、すっかりと腕に収まった千鶴がきらきらと目を輝かせて。 花が咲くような笑顔で、ある一点をしきりに目で追っていた。
つられてその視線を追って、軽く目をみはる。

「蝶ですよ! もう、春なんですね!」

ひらり、ひらり、と。
遊ぶように舞った蝶は、やがてどんどん遠くへと飛んでゆく。
京にいたころと変わらぬ、浅葱色の空へ。 
近藤さん、……そして後から聞いたけれど、土方さん、一君、平助、山南さん、井上さん。
先に散った彼らのまぼろしが、ふっと、空に一瞬浮かんで消えた。
――いつか。
いつか僕も、あの空に消えてしまうんだろう。
泣き叫ぶきみをこの世界に置き去りにしたまま、あの蝶みたいに、振り返ることなく還ってしまう。
鮮やかな痛みだけをきみに残して、僕は、

「沖田さん?」
「……総司」
「そ、総司さん」

どうかしましたか? と。
腕の中から、心配げに見上げてくる千鶴を、力いっぱいきつく抱きしめた。

「痛いです」
「うん。ごめん」
「私、ちゃんと名前言いましたから、離してください」
「ごめん、無理」

怒るのかと思えば、予想に反して、呆れたような笑みが返り。
僕の背中に千鶴の手がまわされて、やさしく抱きしめられた。 仕方がないひと、と苦笑されて。
そのやさしさと体温が、無性に愛しくて、かなしくて、寂しくて、嬉しくて。 
結局何もいえないまま、さらにきつく千鶴を抱きしめる。



蝶と空に浮かんだものを、笑うきみになんて言えやしない。
(だってきみは、泣くでしょう?)





*************



どうにもならなさというか、盲目的なふたりが好きです
そして沖田さんがたまに出すボロというか弱さがたまらなく愛しい。




土方さんルート攻略!






うあああああああ(おま
土方さんルートは何ですかあれは ちょ えええええ
相変わらずプレイ直後で感情爆発してるので例のごとく乱雑箇条書きです
上の二つの動画は個人的神土方MAD ボロ泣きせずにはいられない><
上二つ含めてネタバレ祭りやらかしますよ! ちょ、やめろ!とか思う方は回れ右!



・四章から既にボロ泣きとか何事
源さあああああああああん!!!(号泣
山崎さああああああああああん!!(号泣
・ごめんここほんと異常なくらい泣いた
・初めてちー様が心の底から憎いと思ってしまった瞬間(笑←
・「何やってるんですか、副長……あなたは頭で、おれたちは手足のはずでしょう」
・やめてくれと何度画面前で叫んだか!(泣
・むだに○ボタン押すの躊躇しました どうせ私は臆病者です←
・六章の涙腺崩壊は絶対誰にも止められない
・近藤さんやめてえええええ!!
・「何言ってんだ!! 大将がいなくて、何が新選組だ!!」のとこの土方さんの声にボロ泣き
・三木さんの演技力のすさまじさに身をもって恐れ入りました
・もうほんと見てるほうが辛いからやめて
・「俺は…何のために、ここまでやってきたんだろうな…」にボロ泣き
・画面を飛び越えて背中にすがりつきたかったのはむしろ私d(自重
・苦しすぎて泣く
・ええええ 土方さんルートじゃ斉藤さん羅刹化するんですねー!
・「俺を倒してからにして下さい」の斉藤さんに泣きそうになる
・そしてその後の島田さんが「…斉藤組長が、戦死なさいました」で超ショックうけて泣いた
うそ斉藤さん死んじゃうの?!! えええええ
・そして山南さんにここまで泣いたルートはない
・「羅刹は…生み出されてはならないものでした」っておま ちょ 泣いていいですか
平助くん――――!!(号泣
・こんだけ死人が出るルートもないよ! もうやめてと何度叫んだか!(泣
・大鳥さん好きかも(笑
・土方さん見てるだけできつい>< お願いだから楽になって欲しい、ほんと
・一回千鶴が「沖田さんは~」って訊いたときに、これ絶対後から沖田さん死んだんだぜ報告があるんだと身構えたんだけどそんなことなかった>< 意外
・でもそれ聞いたときの土方さんを見てみたかったんだよ沖田さんファンとしては←
・しかし土方さんルートめちゃくちゃ糖度が低い(笑
私はむしろこっちが好きだけど、乙女ゲームとしてはこれはいかがなもんだろう(笑
・「薄桜鬼、だ」のとこリアルに鳥肌たちました そこでタイトル出すのか! しかし何という綺麗なスチル
・ちー様の評価がこれほど上がり下がり激しかったルートもない(笑
・ちー様好きだよ!!
・土方さんどこまで格好いいの ていうかどこまで美人さんなの←
・EDスチルけっこう好きですvv 平助くんのと並んで好きかも でも沖田さんのEDスチルも好きなんだよなあ><
・土方さんはけっこう早く羅刹としての命を使い切りそうで怖いよううう><
末永く生きて! お願いだから!!><
・「俺も好きだよ。おまえに似合うからな」のとこ ちょおま!///
・流石にモテてただけあってあんた絶対女口説くの慣れてるだろとかちょっと思っちゃったなんて言わない^^←
・EDスチルの千鶴は土方さんのがダントツ可愛いと思いますvv
・土方さんルートの千鶴に惚れる ほんと「江戸の女」って感じの凛々しさっていうか芯の強さがありますよね
・榎本さんのまさかのダンディさにちょっと惚れたなんて言わない←





もう、長かったけどやばかった。 土方さんルートは。
新選組全員の全貌が見えちゃうからすっごく切なくて、苦しくて。 土方さんの背負った重みが、見てるだけの私にも透けて見えて><
薄桜鬼が心から大好きだと思わせてくれた話でした エンディングの「想い出はそばに」まで辿り着いたときのあの感動といったら!


最後はノーマルとちー様ですね^^v
そして現時点での感想

やっぱり私の大本命は沖田さんだ!←



左之さんルートコンプリートv

相も変わらずネタバレ三昧です 嫌だよ!って人は回れ右!





とりあえずコンプリ直後の感想

千鶴がかわいすぎる!!
左之さん格好よすぎる!!←


何だろうあの少女漫画的王道☆みたいなルート…! 悶え死んだorz
燐は王道ベタ甘が大好物です ちゅーに辿り着くまでのすれ違いとか千鶴が激昂するとことかもう死んだ(精神的に)
「泣いてる女を黙らせる方法はこれしか知らなくてな」っておま それはあれか、言外に俺モテるんだぜみたいなことを言っていることに気づいてます?! 確かにモテてましたでしょうけど!←
ヤキモチ妬いたり落ち込んだり自暴自棄になったりする千鶴がいちいち女の子で可愛い><
一番「年頃の女の子」みたいなルートだったんじゃないでしょうか うあああかわえええ(おま
不知火さんがかなりいい奴でびっくりです 不知火さんと左之さんのやり取りに萌えたんだぜなんてことは言わない(BLじゃないよ!管理人はNL主義者です)
新八っつぁんとの別れが…>< うああああ 切ないってば! あの「あー、分かんねえ!分かんねえ!」ってとこのちょっと泣きそうなかんじに「しょうがねえな」ってふうに苦笑すんのがたまらん 
これじゃ千鶴じゃなくったって別れさせたくないよねええ>< そうまでして千鶴を選ぶって断言した左之さんが死ぬほど格好いい
そして「誰がそんなこと決めたんだ? 鬼だろうがなんだろうが、俺にとっておまえはただの女だよ」的な発言があったとき千鶴と一緒に号泣しそうになった燐です
なんかもう左之さんルートは甘いのはもちろんなんだけど幸せすぎて泣けてくる…><
何故か何回も泣きました 千鶴の気持ちと超シンクロしまくって「いいの?こんな私でいいの?」ってもう号泣(笑←
とりあえず遊佐さんに惚れ直しました改めて あのかすれ声は反則です 
「そればっかりは賛成できねえな!もしこいつを羅刹隊に追いやるってんなら、俺はもう新選組に未練も何もねえ! こいつを連れて、出てってやるからな!」
とか
「来い! こいつを差し出すくらいなら、お前を道連れにして果ててやるよ。新選組十番組組長の首、易々と取れると思うな!」 とか
格好いいいいいうあああ何この人―――!!/// みたいな感じでした 始終にやにやが止まらなかったんだぜどうしてくれる!
女子であることがどれほど嬉しいか思い知ったよ EDがあんなに幸せでいいのか

そして千鶴を羅刹隊に~って話のとこの土方さんに萌えた 
ていうか左之さんルートはひたすら土方さんの苦悩っぷりが切なかった>< 苦労人だなあ大好きです土方さん(おま
斉藤さんが「何してる! 早く!」みたいなことを確か叫んだと思うのですが激しく萌えました 斉藤さんが…! 叫んでる!(ギャップに弱いいわさきさん


さて、残すところは土方副長ですね^^
がんばります☆

たまゆらの夢と、鮮やかなうつつと。

沖千創作
沖田さんルートHAPPYED後です
読んでいいよ! ってひとだけどぞ。



*******



やさしい幸せがゆめのようで、怖くなる。




毎日が驚くほど穏やかに流れていって、けれどつなぎとめるには早すぎるほど零れ落ちていく。
人里離れたこの場所で、毎日笑って怒ってすねて、時には泣いて。 殺伐としたかつての日々からは想像もできないほど、平穏で幸せな毎日だった。
朝目覚めると隣に沖田の顔があり、月が昇れば二人互いの体温を求めるようにやさしくすがって眠る。
沖田と自分のためだけに時間がまわっているような錯覚さえ覚える。 ぬるま湯のような幸せに浸り毒されていきながら、それが困ってしまうくらい愛しく心地いい。 
そしてその幸せが重くなればなるほど、千鶴は密かに怯えていた。
いつか必ず来るであろう、この日々が瓦解する日に。




「――……っ!」
がばりと起き上がると、もう日が昇っていた。羅刹化していた体はもうだいぶん癒されて、このごろは朝は普通に起きられるようになっている。 にもかかわらず起きられなかったのは、今見た夢のせいだろう。
体中が冷たい汗で濡れている。 思わず自分を抱きしめるようにしながら、千鶴は懸命に震えを殺して――ついと隣に目をやり、ふとんがもぬけの殻であることに気づいた。
ざっと血の気が下がる音がする。 まろぶようにして立ち上がり、千鶴は夢中で夫の姿を探した。
「……うじ、総司、さん、総司さんっ」
言いながらその声はもう泣きだしている。 いやだ、いかないで、置いて逝かないで。
「総司さんっ!!」
「ここだよ」
障子の向こうから声がして、千鶴は無我夢中でそれを開けた。
庭に出て淡やかな空を黙って見つめていた人影は、ゆっくりとこちらを振り向く。
いつも浮かべるやさしい苦笑をその口元にたたえて、千鶴の名を呼ぶ。 どうしたの、と。
空はあでやかに美しく、どこか儚げで、その浅葱色の中に沖田の姿はそのまま溶けてしまいそうに見えた。 ふいに膨らんだ消失の予感を打ち消すように、千鶴は裸足のまま沖田のもとへ走りより、そのたもとをつかむ。 確かな感触にほっとした。 全身から汗がひいてゆく。
そう、まだこの世界にいるのだ、彼は。
安堵と同時に膝の力が砕けかけたのを、寸前で慌てた沖田の腕が支える。 そのままふわりと抱きしめられた。
じわりと千鶴をくるむ沖田の温度と、鼓動の音。 生きているいのちの、証。

「怖いゆめでも見た?」

耳元でささやく沖田の声はどこまでもやさしくて穏やかに溶ける。 困った子だなあ、と苦笑しながら、沖田は千鶴のめもとをそっとぬぐう。 今更自分がぼろぼろと泣いていることに気づき、千鶴は恥じるようにうつむいた。
「……総司さん」
「うん?」
「……います、よね。 ここに。 今、いますよね」
「今君がつかんでいるのが僕じゃなかったら、僕はいったい誰なのかなあ」
くすくすと笑いながらも、表情は困ったような笑顔のままだ。
「ここにいるでしょ、僕は。 ……ね?」
まるでその誓いのように抱きしめる力が強くなって、千鶴の涙腺はまたゆるくなってしまう。 たもとをつかむ指が、きつく握りすぎて白くなっている。 震えはまだ収まらない。
心配をかけてしまうと分かっているのに、滑り落ちるぬるみずは止まってはくれなかった。 抑えようとする泣き声が嗚咽になって漏れる。 沖田はその間ずっと千鶴の頭を撫でながら抱きしめ続けてくれていて、千鶴がようやく泣き止むころには、冷たかった体はほんのりとぬくみを帯びていた。
「……聞いていいかな」
何があったの。
聞いた声はあまやかに千鶴の耳朶(じだ)に溶け込む。
沖田の胸に頭をうめたまま、千鶴は泣きそうな顔でくしゃりと笑った。
「――ゆめを、みたんです」
「うん、それで?」
促す声は変わらず穏やかな笑みに彩られている。 そう、これが現実なのだ。 さきほどまでのは夢に過ぎない。 その事実が千鶴の背を押した。
「……総司さんが、ひかりのなかに、どんどん歩いていって」
「うん」
「私は途中まで一緒に、そばに、いたのに…っ」
「うん」
「私を置いて、どんどん、先にいってしまって。 ひかりのなかに、溶けて、みえなくなって、」
「うん」
「……何回、呼んでも、声がかれても、振り向いてくれなくて、戻ってきてくれなくて……っ!」
「……うん」
沖田の千鶴を抱きしめる力が強くなる。 その痛いほどの力が愛しすぎて困る。
羅刹の毒が薄まるということは労咳の進行も進みだすということで、病魔は沖田のその若すぎる体躯をどんどん奪っていく。 千鶴には上手に笑顔でごまかしながら、沖田が出来るだけ千鶴の目の届かないところを選んで、咳き込んで血を吐いていることも知っている。
幸せが深みを増すほど終焉が近づくなんて、なんて残酷なやさしさだろう。
何度もしたはずの覚悟を、そのたびに自分で砕いてしまう。 いっそ沖田が死ぬための覚悟なんていらないとさえ考えてしまう。
生きるたびに沖田がばらまいてゆく想いややさしさは多すぎて、それを上手に全部片付けることなんて到底できそうにない。
けれどだからといって、今更離れるなんて絶対にできない。 沖田なしでは生きられない自分を、千鶴はとっくに自覚している。
「千鶴」
沖田の声が、穏やかに風にとける。 爽やかなほど明るかった。
「僕はね、幸せなんだよ」
誇らしげにさえ聞こえるそれに、千鶴は思わず頬を膨らませた。
「……ひどいです、ひとが泣いてるのに」
「うん、そうだね。 僕はひどい男かもね」
あっさりと認めて、沖田は笑みを深くする。 それがどこか泣きそうな笑顔だったことを、沖田の胸までしかない背丈の千鶴は知らない。
だって君が僕がいなくてずっと探してただなんて、声がかれるまで呼んでただなんて、幸せすぎて困るじゃない。 そんなに僕が求められてるなんて。
千鶴を残して置いて逝く。 それ自体は嫌なのに、それを全力で拒む君の想いは愛しい。 
ごめんね、一番残酷なのは他でもない僕自身かもしれないけれど。
「……好きだよ。 たとえ会えなくなっても、今の僕が灰になって消えても。 僕は何度でも君を探しに行って、また会いにゆくから」
ぽつり、と。 こぼされた言葉がゆっくりと千鶴に染みる。 その言葉に語られなかったどれだけの言葉が凝縮されているのか、千鶴が知る術はない。
それでも、言葉の端がかすかに震えていることだけは分かって、千鶴はゆるゆると微笑んだ。
まなじりから、ぬるみずがまたひとつ、落ちる。
「約束ですよ」
「分かってるよ」
「絶対ですね?」
「疑り深いなあ、僕の奥さんは」
からからと笑って苦笑した後、そっと千鶴をみずからから引き離し。
僕はきみに約束する、と。
不意に真剣に、かつてと同じ言葉を繰り返されて、千鶴はまた涙をこぼした。



たとえ別れが怖くても、いつか来る終わりが億劫でも。
その先でも幸せの残り香を抱いて生きてゆけると、また再び出会う日を待ち続けられると――
信じて――願っている。










*****


沖千があまりに好きすぎてやってしまいました 
何させたかったかって泣く千鶴を抱きしめる沖田さんと「奥さん」って言う沖田さん書きたかっただけなんていえません←
沖田さんはずるいと思う やさしすぎてきっと忘れることなんてできません
千鶴は残された後、一生をかけて思い出を抱きしめて生きていくんだと信じてる。

脳内BGM:: 天野月子「骨」
つっこさんの曲は大好きですvv

沖田さんルートコンプリート!





うああああもう沖田さん大好き……!!(号泣)
もう攻略した直後にもう一回、もう一回、ってやっちゃって既に三周目です
もう抑えきれない萌えに私が薄桜鬼にハマったきっかけ、もとい沖田さんにハマったきっかけの上の二つの動画をはっつけておきました もうやだどんだけ泣かせるの…!(ボロ泣き

以下凄まじい勢いでねたばれ
しかも感情スパークしてるので乱雑箇条書きです(おま



・このルート個人的には超絶甘かったんですが私の気のせいですか?!///
・個人的にはこのルートは山崎さん祭りでテンションやばかったです 山崎さん大好きぃいい
・もう何回泣いたかわからん
・沖田さんはいちいち名言が多すぎる
・近藤さんが投降したってときの彼が痛々しすぎて号泣
・沖田さんルートの土方さんが切なすぎて泣いた
・土方さんに当たらずにはいられなかった沖田さんの苦しさ、それを黙って聞かずにはいられなかった土方さんの自責の想いを思うと…もう…っ><
・千鶴が好きだって自覚してからの沖田さんはとことん優しすぎて悶えたり泣いちゃったり
・「僕が、きみを殺してあげるよ」に悶えました泣きました
・抱きしめるスチルのとこはもうぎゃあああああぁぁでした ちょ おま!///
・ちゅーのスチルが一番好きなのは沖田さんのです 大好きです 綺麗だわ切ないわもうなんていうか…カズキヨネさんの美麗スチルの中でも特に大好き!><
・ていうかちゅーにいたるまでの千鶴と沖田さんのやりとりに泣いた
・綱道さん…やめてええええ(号泣) あんたいい人だよ! 見直したよ!
・沖田さんBADのとこの千鶴の悲痛な叫びがたまらない 号泣
・近藤さんのためならいつ命捨ててもいいって、そんなこといってあっけらかんと笑ってた沖田さんが、千鶴のために初めて、捨てたくないって、「ひとりにしてしまう」って、「ゆるして」って…(超号泣
・きっと千鶴に会うまでは近藤さんが第一で、でも千鶴に出会ってからは千鶴が彼の「生きる理由」になったんだと信じてる。 近藤さんは命賭けられる相手だけど、千鶴はどうにかしてでも、絶対「一緒に」生きなきゃいけない相手として。
・もう沖田さん愛しすぎる
・むしろ千鶴が愛しい
・沖千大好きだ!(泣
・「僕が目覚めたとき、必ずきみがいるのは…なんで?」の「なんで?」の前の一瞬の間と「なんで?」がかすかに苦笑めいてるのがたまらん
・その後「なんで?」ってもいちど聞くのがもっとたまらん
・沖田さんにからかわれまくる千鶴がかわいすぎる
・沖田さんが困ったみたいに笑って苦笑するのがたまらん
・このひとは何でも笑みの下に隠しちゃうのが上手いから切なくてほっとけない
・薫は個人的に嫌いにはなれなかった>< 千鶴の言うとおり、この子も出会いが違ってたら歪まなかったと思うし
・供血のたびにいちいち沖田さんがやさしすぎて泣く
・「…今日はくれないの?もしかしてお預けとか?」とかもうううう ちょ待て!(泣
・ハッピーエンドもBADも大好きだ 選べません!←
・労咳の馬鹿ぁああああ!!(号泣
・お願いだから少しでも長く生きてくれ 頼むから!(泣
・いちばん「恋人」って感じがする二人でした へいちづは幼馴染の延長みたいな感じだし、斉藤さんは困った先輩って感じの微笑ましい上下関係の延長のイメージ(え
・自分の本命は沖田さんだと再確認^^←
・森久保さんの演技は神業
・森久保さん大好きだ――!vv
・ハッピーエンドの方向で、終章直前の沖田さんの「……泣いていいよ」に超号泣 超悶えた


すみませんプレイ直後で自重が効きませんでした(ry
とりあえず沖千大好きだ…!! やばいやばい もう切なすぎる>< 
も…もいっかい泣いてきます うああああ

次は左之さん! 幹部ラストは土方さん!vv(私は三木さんの土方さんが大好きです←
そして一番ラストにノーマルやって、それで随想録やります…!
近いうち沖千創作が出来るかもしれません(苦笑   たぶん当分冷めないな(笑

斎藤さんルート攻略中v

毎度ながらネタバレ容赦ありませんのでご注意くださいませ





平助くんルート攻略しました…! うわああああ
なんかラストの平助くんが迷い断ち切って千鶴が大切なひとって叫ぶ場面とか感動しました 強くなったなあ…! 好きな台詞多すぎるのですが「もしそいつがおまえを殺したら、オレは一生そいつを恨む。…オレにひとを恨ませるなよ?」とか(すみませんセリフうろ覚えですorz)「鬼であろうとなかろうと、オレの大切なひとだ!!」とか「…ああ、あんまりよく眠ってたからさ。しばらく寝顔でも眺めてようかなって。 ……オレはそばにいた? 大丈夫、オレはお前のそばにいるよ。 陽がおちても、月が昇っても、いつか別れる日がきても。それでもオレは、お前のそばにい続けるから」
とか…!! 戦いの後の、ちー様に「肩でも貸してやろうかぁ?」っていうのも何気好きです 平助くんルートのちー様と平助くんのやり取りが好きです^^b←
ちゅーのスチルの時とか死ぬかと思いました 全然予想してなかったので うわああああ不意打ち―!! とか大混乱 しかも文章激甘だしちゅーの仕方可愛すぎるしお互い抱きしめあってとか手が震えてとか もおおおおおおおまえら…!! みたいな へいちづはセットでかわいいです 萌え死にます^^←

山南さんの最期にちょっと泣きそうになりました なんだかなあ… 切ないというかやるせないというか
他にも道はきっとあって、山南さんだってそれは分かってて。 でも新撰組のために、また腕をふるって剣客としてつかえるように、間違った道を自分から選んで。 その道にどんどん溺れて、しまいには最初羅刹になった目的すら見失って。 それでも最期に彼が思い描いたのは、「ひと」としての、かつての明るかった「山南敬介」としてのそれなんですよね>< うわああああ
みんな幸せになってほしかったよううう 変若水の馬鹿ああああ!!(おま
関係ないですが終盤土方さんが千鶴に「……平助を、頼む」って言うときの絞りだすような声がたまりません 泣くわ… みんな大好きだってば!!(黙


そして今斎藤さんルートです^^ 二回目のね。←
八章までいったのに好感度足りなくてちー様に斎藤さん殺されちゃいましたorz うっかり千鶴と一緒になって「いやあああああ」とか叫びました そうか…ゲームオーバーかorz
しかし斎藤さんかわいいですね…!!/// 
「…釦掛け間違えてるんじゃないですか?」「………あとで直す」とかさあ…!!/// なんという可愛さだよ 画面前でとっさに口を押さえたのは私だけじゃないはずです
なんだか斎藤さんの人気が異常に高い理由が分かった気がします(笑) 「まだ呑み足りませんか?」「……っすまん!!」とか もうたまらん 何この人!!
斎藤さんは「己を信じる」から「ひとを信じる」にだんだん変わっていく過程がたまらないというか愛しいです ラスト土方さんに「お前が言いたいのはそんな堅苦しいことじゃねえだろう」みたいなこと言われたあとの本音の吐露とか もう もう そんな斎藤さんが大好きです…!!><
「武士」って言葉がほんとに大切なんだなって、そんな生き様が鳥肌たつほど格好いいなって思います 
「左差し」の話が好きです 

しかしながら最初に平助くんルートやったせいか、ちー様の鬼畜具合に激しく違和感(笑)
もうほんと目も当てられないぐらいひどい悪役やってますが(というか斎藤さんのうめきがほんとリアルに苦しげというかナチュラルえろいというかそんな感じでいろんな意味で「もうやめてぇええええ!!」とか何回も思いました 鳥海さんすげえな…!)、何故か憎めないのは平助くんルートの「実はいいひと」な彼が脳内にあるせいですね^^;  

そして鳥羽伏見の戦いの後のが実は一番泣いたかもしれない
山崎さあああああぁぁあん!!(号泣)
源さああああああぁぁあああん!!(超号泣)

平助くんルートじゃなかった衝撃でした いや確かに史実ではそうだって知ってたはずなんですけど…! いやだあああ 山崎さん大好きだったのに!!(号泣
源さんもいい人だったのに…!! うあああああ しかも最後に聞いた二人の言葉がやたら格好よすぎるから余計に どんだけ泣いたかな! 今もこの話思い出して泣きそうなんですが
山崎さんルートがほしいです切実に だってあんなに格好いいとか反則だよううう
悲恋になっちゃうけどね! 今自分で打っててへこみましたorz
随想録は山崎さんも出てくるはずだから楽しみです…!

網道さんのことが一番ショックでした ちー様よりこの人が憎らしいです あんた自分が育ててきた娘だろう情ぐらいちらっとでも湧いたっていいだろ…! そのあとの斎藤さんの「何ゆえ勝手に屯所を出た」のとこは盛大に萌えましたけどね!^^ いいけどね!←
鬼だったんですかそうですかorz なんか千鶴が切ないよう ><



とりあえず今度こそコンプリートします斎藤さんルート…!



プロフィール

いわさき 燐

Author:いわさき 燐
作家→有川浩さん中毒。他 荻原規子さん、結城光流さん

絵師→カズキヨネさんが旬 他 竹さん、あさぎ桜さん

ゲーム→薄桜鬼 本命は沖田さんで嫁は千鶴

漫画→風光る、フルバ、図書館戦争、いぬぼく、夏目、少女漫画はほぼ雑食 白泉社中心

声優→森久保祥太郎、三木眞一郎、坂本真綾、悠木碧、沢城みゆきets…  薄桜鬼の声優さんは基本大好きです

音楽→KOKIA、池田綾子、鬼束ちひろ、天野月子、ボカロ、ボカロ歌ってみた、アニソン

そんなものが大好きすぎてやばい学生です
絵を描くことと物書きと読書と音楽を聴くことがすきです

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